あきネット

フリーソフトウェアやオープンソースをはじめ、コンピューターやインターネットに関するTIPSや話題を扱います

北のまちから南のまちへと素敵な何かを届けます。
それは、六花かもしれないし、ナナカマドの実かもしれないし、雪の下キャベツかもしれません。

ネット広告が儲からない時代に、とうになっている

ジオシティーズが来年終わるなーと、騒動中ですね
絶叫鋭意引っ越しまつり
秋だ一番引っ越しまつり
なるほどザ秋の祭典スペシャル
ですが、


何がなるほどって、
無償で不特定多数にウェブスペースを貸しても、いまどきまともに売上が出ないのでしょう。
他方で、何十年やっていれば、放置されているものだらけで、それをアクセスほとんどなくても預かり続けなければならないという「お荷物」化ですよね。


SNSでさえも、ユーザが亡くなったらどうするのかという大きな問題があって、Facebookは追悼アカウントの設定までありますよね。
だとすると、ジオシティーズのことも想像してみれば……



かつては、無料で「ホームページ」を開設させて、広告表示を大量にすれば、広告収入は出ていました。
だから、ジオシティーズだけではなくて、トライポッドでもtok2でもなんでも、乱立していましたよね。
いまは、ウェブスペース無料貸与は、数えるほどしかないかもしれません。


広告は儲からない


いまどきは、広告を表示するだけでは広告料をとれません
「広告効果」をひどく要求する時代になってかなーり経ちます。テレビなんかはそれで実質的に「死にました」。
広告が踏まれて、実際に広告主に売上が出て
つまり実績があって初めて、広告料がとれます


ブログサービスもかつては乱立しましたよね。
いまは次第に「お荷物」化しています。


アメブロは、サイバーエージェントというのは広告代理店ですから、あれやこれやとやっているでしょうが、正直に言って某アベテレビみたいに刺激的で煽動的なことをやって、要は広告代理店とはデマゴーグ屋、情報操作屋ですから。
ヨミウリはよそを「悪質なデマゴーグ」呼ばわりしたりしましたが、それはつまり、新聞屋はデマゴーグ屋で、ヨミウリは「良質なデマゴーグ」だというつもりだということでしょう。


ブログサービスも採算が厳しくなって、どうにかして、有料プランに入ってくれ、さらには無料の登録を停止(So-netブログ)みたいなことも起こっています。
有料プランだと料金がバーンと跳ね上がる、はてなも、Wordpress.comとかもそうです。


とうに、ブログサービスも淘汰されてきました。
古いままのブログとか、アクセス零細で中身もどうしょうもないブログとか、カネが目当てで商材売るブログとか、「お荷物」すっかり抱えているのですよね。


ムラウチ八王子も、ブログに社運を懸けている、大勝負だと思いますよ。


もともとが、広告出稿しても、儲からないんですよ。広告とはそういうものです。
広告出稿して費用を出すのは、節税のためでしたし、広告媒体(テレビ番組とか)の活動を支援するといういわゆるCSRでした。


けど、バブル崩壊から、阿鼻叫喚、底なしですよね。
広告効果ないと広告出さねーぞってなりました。


倫理観(コンプライアンス)の欠如


さて、
だから、広告の出し方をかなり工夫したり、広告収入のために法令に違反しなければなんでもやるという勢いの世の中です。
テレビを見てもわかりますよね?


「ステマ」(ステルス マーケティング)とかいうのが騒動になったのもかなり以前ですね。


アクセスの多いウェブサイトでも、記事が広告主の宣伝になっているという、「提灯記事」化が進んで、
私はもうイヤでイヤで吐き気が実際にしたりもします。


「まとめサイト」、「キュレーションサイト」(笑)とかも、あれもどうやって費用を少なく、他方でアクセスを集めて、広告料をとか、思ってやってきたんでしょ?


そういう風に、日本全体がそもそもそうですけど、インターネットのなかも掃き溜めみたいになっとる。


印象操作、偏向なんていまや普通で、虚偽さえ平然とあります。
煽りや「炎上商法」。
庇いたい「本丸」があったら、矢面に立つ陽動部隊さえ、アベ政権にはいるくらいに、
諜報戦です。


YouTubeの「YouTuber」とかもそうですが、おかしなのがゴロゴロといますよね。
わざわざ、刺激的な動画番組をやるとか、ネトウヨとかに迎合するとか、ああいうのはカネが目当て(要はカネ目)です。


そして犯罪へ

YouTube にせよ、インターネット上に、違法コピーでもなんでも転がすのが出てきましたよね。


例えばYouTubeだって、視聴数を稼いで報酬をもらおうとするYouTuberがたくさんおります。それは、まともな人もいるにはいますが、
YouTubeなどし違法コピーがゴロゴロしているのは、金目当ての点数稼ぎでしょう。


「漫画村」だかなんだかが話題になりましたが、
違法コピーを掲載しても、この媒体に広告料を払う広告代理店がいるのですよね。


広告代理店業界全体がもうダメで、そのなかでエグいことを電通もやっていますが、
広告代理店の電通と博報堂の寡占業界で、その傘下でもなければどう生き延びるのか、ってことなのだろうと思います。


そこには配信がある。合法と、違法の。

著作権の権利処理がクリアされていれば合法、されていなきゃ違法。


IT的には、システム的には、無色ですよ。


YouTubeで音楽を利用するのも、JASRACの包括契約でクリアしているわけで、かつてはダメだったですよね。
合法化しましたよね、なし崩し的ではありますけれど。
ほんと、昔はパソコン通信でMIDIデータをアップロードすることだけでも権利処理の問題は議論されていましたから。


技術的には、データをサーバに保存して、それをユーザに配信するという、実にしょーもないシステムが、そこにはあります。
YouTubeやドワンゴ(アニメロとかの着メロからして既にそのビジネスモデルだもん)だろうが、
SpotifyやNetflixだろうが、基本は同じです。


Spotifyもブログサービスのおんなじで、
無料プランがあって、有料プランでバーンと価格があがるんですが、
一方で無料プランで広告ビジネスモデルをやりたかったんだけど、失敗して宙ぶらりんが現状です。


ともかく、そういうデータ保存配信屋が、ユーザの行動履歴を蓄積して解析して、「オススメ」とかを出す、
たかがそれを近年では「AI」とか呼んだりしていますが、言葉遊びだなーと思います。ことばいじり。


ひとつ、ものを作っても、それをコピーして売り続けて、
原価の最小化。よって利益の最大化。
売上規模じゃあないです。


いまの世界、とりわけ日本企業なんかは、売上の最大化じゃなくて、利益を出すことに必死です。
景気悪いというか、経済がすっかり退潮し縮小しましたから。
悪循環です。個人収入なければ、消費は減りますよね。だから売上が出ず、人件費削り、個人収入(以下略)


なぜこうも、違法コピーがゴロゴロしたり、煽動、デマが濫発されたりするのか、その原因を追究することなく、漫画村がどうこうだと個別案件で血祭りにして、生産性のない(創造性のない)社会だなあと、呆れながら……


もう、インターネットも、けがれちまった哀しみだけど、もう浄化はされないのかな。


じゃあ、有体物と配信は、なにが違うんだ

レコード盤やCDを販売するのと、デジタルネット配信とで、何が異なるのでしょうか。


それは、人件費です。


昔は、元と末端はもちろん、中間流通にも、人件費がかかっていました。
で、その人々が「しごと」をしていて、売上をとり、収入を得ていました。
そうやって経済がまわっていました。


いまは、人件費カットカットぉーの時代になってかなり経って、いまや多くの人からすると「それがふつー」とすら思えているでしょう。
「そんなことにカネ払うか」とか、「無料で当然」とかいって、最終的にはお互いに貧困になっています。


技術を活用してみな裕福になる世界ならばまだマシですが、
実際には、技術が優先で、技術を利用して労力、人件費をカットしてきて長いですから。


そこが、有体物とネット配信(デジタルデータ)のちがい。


だから課題は、
インターネットとデジタルデータの時代に、
どうやって人が労力をかけて、そこで人件費を発生させ収入に繋げるか
ということ!


例えば、ブログを書いても、読者が報酬を払うシステムは、未だに不確実なままです。
ブログを書くほうがブログサービスに料金を払うという構造も、限界があります。


反対に、読むほうが払うということもありえますし、
ブロガーが読者から報酬を得て、その報酬からブログサービスに料金を払うというモデルもあるでしょう。


けれど、それらは未だに、確立されておらず、いくらかの業者が模索しているだけ。


日本社会に、報酬を払う(tip)という慣習が確立される必要があるのでしょう。そのためには世の中を導いていくものが必要(それこそ広告代理店やマスコミがやっていたんだよ、それ)。
お金の流れをクリーンに決済する業者の発達。イーバンクやJNBとか、Paypalとかも取り組んできたことですが、こうしてみると未だに上手いこといっていない気がします。それこそホリエモン時代から全然……
「暗号通貨」はそうした点ではひとつのアイディアなのですが、マネー・ローンダリング問題もあり金融当局が確実に指導しないといけないでしょうし、そうなってくるともう、デジタルデータなだけで、貨幣とデメリットは同じ、あるいは金プラチナみたいな商品にすぎないんじゃないかという気もしてきます。


こういう革新って、ひとつの業者が必死に頑張ったところで大概は成功しないんでしょうね。
いままでだって、なんとかして、一般人の記事をマネタイズしようと、いくつもの業者がもがいてみたんですから実際……