あきネット

フリーソフトウェアやオープンソースをはじめ、コンピューターやインターネットに関するTIPSや話題を扱います

北のまちから南のまちへと素敵な何かを届けます。
それは、六花かもしれないし、ナナカマドの実かもしれないし、雪の下キャベツかもしれません。

検索エンジンのプライバシーについて

Google をはじめ、多くの検索エンジンは、利用者の行動を記録して売上(収益)にあてています。


何を検索したかもそうですが、検索結果のうちどれにアクセスしたかもそうですし、
例えば Google は、広告アフィリエイトサービスも、アクセス解析サービスもやっていますから、ほかの訪問先でもアクセスが記録されることがよくあります。


Google は利用者が多すぎるので、ログを完全に記録すると膨大になってしまいますから、適宜整理したり棄てたりしているという気がしますが(単なる邪推)、
つまり、価値のあるものだけ残すように取捨選択しているのだろうと思います。



言い換えれば、
かりに利用者のプライバシーを完璧に保障するとなると、売上をどう出せばいいのか、という問題になります。


どうやって採算を成り立たせているんだろうか? って思いますけれど、
プライバシーの保障を謳う検索エンジンも、いくつかは、あります。


有名なのでは、

の3つが挙げられるかな、と思います。


このなかで、データを自力で収集(ロボットクロール)しているのは、Qwant です。


StartPage は Google 検索に対するプロキシ、
DuckDuckGo は、ロシアの Yandex と提携して検索結果を表示しています。


私は、ヘイト国家であるロシアを信用していませんので、DuckDuckGo は使いません(使えません)。
裏社会では、ロシアのサービスを利用したがる人々がたくさんたくさんありますよね。ロシア企業は、いかがわしいことをしている人のためのプライバシーという気がします。
(ロシアはUSAに対抗する冷戦モデルですので、「敵の敵は味方」的な発想にすぎないでしょう。)


Qwant はフランスの企業です。
インターフェイスなどの言語対応も偏っていますし、検索データベースも偏っているかな、という印象があります。
いわゆる日本語対応は、ないです。
しかし、独特な検索結果が出るので、Startpage では思うようにいかなかったときには利用するとよいです。


StartPage は、検索結果がおおむね Google と一致します。
しかし、広告などを削りますので、Google と全く同じとまではいきません。


また、StartPage は、USAのNSAの無差別盗聴騒動をきっかけにしたのか、EU 圏の検索サーバを指定することも可能です。
利用者が訪問先から自身を秘匿するための、プロキシ機能も備えています。
これらの機能は、その分だけ、遅くはなりますが。


多くの日本人は、何も想像せずに Google とか Yahoo! JAPAN とか Bing とか利用してしまっているのだろうかと思いますが、(実際には、私には日本人の行動なんてよく判りませんが😂)
企業は普通に、記録とか、合法的に盗聴とかしていると思われますし。


それでも、「何も悪いことをしていないんだから平気だろう」と思っている人はいくらでもいますが、
産まれ住んでいる地域の特徴や、権力などから目をつけられることも冤罪を被せられることもないという、運がいいだけのことでしょう。


私は、実経験上からいっても、日本社会を信用していませんので。


検索行動やアクセス履歴をみれば、趣味から疾病からさまざまなことが判ってしまうので、気にかけて暮らしたほうがよいですよ。


【日記】スタードメイン無料サーバーはメール非対応

ネットオウルの「スタードメイン」(レジストラ)は、無料のレンタルサーバがつきます。(「スタードメイン無料サーバー」)




ネットオウルは、レンタルサーバサービスを「スターサーバー」一つに統合した際に、
スタードメインの無料レンタルサーバサービスも、スターサーバーの環境に移行しました。



私は、スターサーバー開始前からスタードメインを利用していたので、旧環境のレンタルサーバのアカウントがありました。


スターサーバー


ネットオウルは、以前は、レンタルサーバサービスに、「ミニバード」とか「ネットクロウ」とか、鳥にちなんだ名称のサービスを複数提供していました。


しかし、

  • これらのマシンスペックやサーバソフトウェアが時代後れになったのと、
  • いわゆる仮想化技術の普及で、より低コストでレンタルサーバの提供が可能になったのと、
  • レンタルサーバ企業で規模の大きいエックスサーバー社に資本提携しているのとがあって、

仮想化した環境にレンタルサーバをデプロイしてサービスを提供
することにしたようです。


ネットオウル株式会社は、京都に本社を置くインターネット関連サービス企業で、

ICANN公認レジストラとして、ドメイン取得サービス「スタードメイン」などのインターネットサービスを提供しています。


今回の関連会社化によりシナジー効果の最大化を目指し、

より一層お客様にご満足いただけるサービス体制の拡充に努めてまいりますので、

一層のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

資本提携の目的である「シナジー」(相乗効果)の中身は、
ネットオウルがレジストラで、エックスサーバーはレンタルサーバーの大手の一角だから、ですね。


// 整頓してみれば簡単な話ですが、情報をたどるのは面倒くさいですね😓



だから、ネットオウルのレンタルサーバのサービス名は、従前の「スタードメイン」(レジストラ)にちなんで、「スターサーバー」に変更したものと思われます。


スタードメイン無料サーバー(新)の特徴と問題点


スターサーバー版のスタードメイン無料サーバーの特徴は、
スターサーバーのスペックになっているため、SSD だったり、 CPU が 速かったりと、マシン性能が高くなったこと。
それと、サーバソフトウェア環境が新しめ(バージョンが新しめ)であることでしょう。(eg. HTTP/2 対応)
Wordpress や 「独自SSL」(Let's Encrypt) にも対応です。


他方で、実は、機能が減ったところがあります。
それは、(旧)では可能だったメール転送がなくなってしまったことです。


そのため私は、ながいあいだ、移行に二の足を踏んでいました。


移行のための課題


スターサーバー版に移行する際の課題として、

  • データのない状態で新サーバが提供されるため、自分で再構築しなければならない(自分で構築するまで初期状態のウェブページが表示されてしまう)こと
  • いわゆるダウンタイムが発生する
  • メール転送を使用している場合は、よそのサービスに移行しないといけない

の3点が重要かと思われます。


  

サーバー切替を行うと、元のサーバーへの変更はできませんのでご注意ください。

サーバーを切り替えると、サーバー上のデータが初期化されますのでご注意ください。再構築する場合は、予めデータのバックアップを保存しておき、お客様自身で再度設定やアップロードを行ってください。


ダウンタイムなしに移行したければ、よそのサーバに仮設しないといけませんね。
よそに仮設するとすれば、どこか借りて、DNS設定をいったん変えて、仮設サイトが見えるようにしないといけませんよね。



移行してみた


メール転送機能がなくなっているということを忘れて失念していたのが実はあったのですが、
当該ドメインのメールアドレスをほとんど使わなくなっていたこともあって、
ついに新サービスに移行してみました。


いずれにせよダウンタイムが発生することはわかっていましたので、
メール受信先を用意してから、移行の申込みをしたため、
メールのロストは、なかったはずです(たぶん)。


メールの受信先を変更するには

  • メールサーバを用意する
  • DNS の設定を追加する

ことが必要です。



ウェブサーバ内のデータの保存


ウェブサーバ上に置いてあるデータを確認し、
ダウンロードする必要があるならば、 FTP でダウンロードします。


確認してみましたが、
私は、すでに保存済みで、手元とサーバ上のデータが同じで、ダウンロードする必要がありませんでした。


GCE をたてた


メールサーバは、Google Cloud Platform (GCP) の Google Compute Engine (GCE) の、Always Free 枠でサーバを立てました。
Always Free 枠なので、選べるのは USA の 番号に 1 の付くリージョンのみです。


  • オレゴン (us-west1)
  • アイオワ (us-central1)
  • サウスカロライナ (us-east1)

3択です。
ちなみに、いずれも、あまりリベラルでない町にあります。(田舎を選んだから結果的に? それともわざと?)


今回は Debian 9 (コードネーム strech) を選んで、 Postfix をたてました。
// debian.org はあいかわらず、意味が判りづらいし、情報探すの大変。いつになったらリニューアルするんだろう(する気ないんでしょ?)
// ちなみに Debian のコードネームはトイ・ストーリー。


なお、GCE は、デフォルトではSMTP / SMTP over TLS のポート番号 25 や 465 がふさがっているので、ファイアーウォールルールを設定して開けないといけません。


しかし、GCEのサーバに届いたメールを別サーバに再転送するよう設定しようと思ったところ、
 GCE のネットワークはいわゆる OP25B、つまり外へのメール送信ポートをブロックしており、特殊なポート番号を使わないといけません
そこで、 SendGrid に登録して使う設定までしました。


また、Postfix は、 TLS で通信可能なように設定したほうがよいです。


私はこの時点で既に疲弊しています😓


DNS 設定を追加する


GCE 内のサーバにメールが送られるように、DNS の設定を変えないといけません。

  • GCEのメールサーバの IP アドレスが引けるように、ドメインを設定 ( A レコード)
  • ドメイン宛のメールの送信先がそのドメインを指すように設定 ( MX レコード)

の2点。


MX レコードは、 priority (優先度)の数字の小さいものを追加すればよいので、
DNS 設定は、この段階では追加のみで、削除はなしです。
(むしろ、削除したらメール不達のリスクが出ます。)


スタードメインの DNS サーバを利用しているので、スタードメイン内で設定。


ちなみに、スタードメイン無料サーバーへの移行の際には、DNSレコードのほうは消えません


そして、メールが届くかどうか、ちゃんと実験します。


DNS は、全世界のDNSサーバにデータがキャッシュされるしくみなので、
新しい MX レコードを引かずにメールを送るメールサーバが存在する可能性があります。
// 俗に「浸透」いうけど、語彙がおかしいです。キャッシュ削除までの待ち時間の問題です。


移行ボタンを押す



# 押すなよ! ぜったいに押すなよ! ではありません (上島的な、あるいは出川的な何か 😁
# 自爆ボタンではありませんが、押すと、ウェブサーバ上のデータが消えます(重要!)



サーバーID は選べます。ほかのスターサーバーと似たような設計なので。


いうまでもなく、サーバーID が誰かに既に使われているものだと、エラーが出ます。



「この内容で変更する(確定)」  ポチ(以下略



で、一瞬か数分で完了するかと思っていたのですが、すぐには完了しませんでした。
おかしいなあと思いつつ何度も確認していましたが、完了せず、しようがないので放置。


放置して、ロングスリーパーで躁鬱な私は、寝た!!!


起きたら、メールが届いていました。


何時間も経って送られていた「【スターサーバー】サーバー設定完了及び設定情報に関するご案内」のメール。
(それにしても、パスワードをメールで送らないでほしいです……)



そして、モチロン、確認作業です。



で、 DNS レコードを見てみたら、 
「スタードメイン無料サーバー」にはメール機能がないのに、MX レコードが追加されている! しかも priority 0 で!!! 😱


っていっても、実際にはメール機能がないので、

  1. メール送信を試みるサーバは、スタードメイン無料サーバーに接続しようとする
  2. モチロン断られる
  3. なので次の priority に送信しようと試みる
  4. GCE のメールサーバに届く😄

なんで、メールロストはなかった、はず



ハッキリ言って、私みたいにスキルがあればいいけど、
こんなことになるのが解らない人は、準備なしだろうから、このボタン押すと大変なことになるかも……



GCE と SendGrid 経由でメール転送するのは美しくないし、USA 経由でメール転送するのは不気味なので、近いうちになんとかしたいなあ、とは思っています



現在のトップレベルドメインの数は 1535 個らしい

雑談

なんだかせっつかれてブログを更新しているのも忙しいのですが、
実際に数十分とか、ときに1時間かかることもあるとはいえ、
忙しいというのは感情であって、実際に時間が足りないのかは別。
とはいえ、ロングスリーパーと鬱(双極の陰のほう)の私としては、たしかに時間も足りないのかもしれない。
アメブロのペタとかもそうですが、muragon の nice もやはり、nice 返しとか事実上なるので、気がかりじゃないですか。
それはやっぱり疲れることは否めません。


新TLDが乱立した現状で


さて、汎用トップレベルドメイン(gTLD)の新規登録の規制が事実上なくなり、原則として、要件を満たせば通るようになってかなり経ちました。


それで、商標保護を目的にトップレベルドメインを先に押さえてしまうという企業もあり、
また、新gTLDが出るごとに、商標のドメインをとることを検討する企業は多いでしょう。
商標防護の手段はいくらか用意されているのですが、
原則として「早い者勝ち」のドメイン業界では、資金を注ぎ込んででも、念のため先にとっておく企業があるのです。


例えば、 Google だったら、 google.com や google.jp のように本当に使うものだけではなくて、
google.pink とか google.pro とか google.osaka とか、片っ端からとらないといけないんですよ😲


そうすると、新gTLDを登録し、
商標防護目当ての企業がドメインをとりにきて料金を払うのをアテにするという、
レジストリビジネスもあるわけです。
例えばCentralNicは新gTLDを大量に登録・管理していますし。


商標防護のためのコンサルティングをするレジストラなどの業者もあります。
「ゴンベエドメイン」のインターリンクもそうですね。


そうして、どうしても、新gTLDが濫造されてきました。


対応に追いつかないレンタルサーバ等も


新gTLDの濫造が物凄いので、
レンタルサーバーなど独自ドメインを運用するためのサービスを売っているプロバイダも、新gTLDの状況について調べて対応していかないといけません。
顧客が「このドメインを使いたいのに、設定画面に選択肢が出ない!」ということが起こります。


実際に例えば、この記事を書いている現時点でも、
ネットオウルの「スターサーバー」のドメイン追加にで .icu が選択肢にありません。
( .icu は、 CentralNic 管理の新gTLDです。)


存在するトップレベルドメインを容易に調べる方法


だから当然ながら、存在する TLD を調べる方法はあります。


TLD のリストは、IANA の ウェブサイトで公開されております。
https://data.iana.org/TLD/tlds-alpha-by-domain.txt


なお、このリストには、国コードドメインも入っています。


また、一般人が手を出せない、企業の商標ドメインもあります。
例えば .google もそうですし、 .sony だとか、 .hyundai だとか、たくさんあります。


それらを含めて数えてみると


  $ grep -v '#' tlds-alpha-by-domain.txt| wc -l
 1535


1535個らしいです。


ドメインだらけ
ああ 拝金主義だなあー……
個人ユースならよいでしょうが(個人は70億人以上いるものね)、
大資本のカネのためにドメイン濫造ですからね
もう取り返しはつかないので、混沌でしょう